FXで最初の1年に損し続けた理由

実体験ノート

この記事は、自分がFXを始めた最初の1年間にやらかしたことをそのまま書きます。

「失敗談を読んでおくと、同じミスを避けられる」という話を聞いたことがあります。自分がそういう記事を最初に読めていたら、もう少し遠回りせずに済んだかもしれない。だから書きます。


1万円を9万円に増やした日、全部溶かした

FXを始めて数ヶ月が経ったころ、自分なりの手法がようやく形になってきた時期がありました。

1万円の元手が、気づけば9万円になっていた。

「これはいける」と思いました。本当に思った。

その翌日、全部なくなりました。


何が起きたのか

自分なりの手法でロングエントリーを入れて、そのまま寝落ちしました。

ストップロスを設定し忘れていた。

起きたら証拠金維持率がゼロになっていました。ロスカットです。画面を見た瞬間のことは、今でも覚えています。


そのとき思ったこと

「やめよう」と思いました。

でも次に思ったのは、「なんで自分はSLを入れ忘れたのか」でした。慢心とSLに対する恐怖だと思います。

SLを入れると「負けが確定する」気がして、どこかで入れることを避けていた。でも実際には、SLを入れないことで全部失った。

損切りを恐れることが、一番大きな損切りにつながる。そういうことが、ようやく体でわかった瞬間でした。


最初の1年に損し続けた本当の理由

あのロスカットを含めて、FXを始めた最初の1年はほぼ毎月損失でした。原因を正直に書きます。

① SLが浅すぎて、じわじわ削られ続けた

損切りは設定していました。でも浅すぎた。

少し動くたびにSLにヒットして、また入って、またヒットして——気づいたら資金がじわじわ削れていた。「負けを小さくしよう」と思って設定したSLが、逆に連続で損失を重ねる原因になっていました。

そして一番大きな損失は、SLを入れ忘れたまま寝落ちしたことによるロスカットです。じわじわと一撃、両方でやられました。

② ロットが大きすぎた

早く増やしたくて、資金に対して大きすぎるロットを打ち続けた。少し動くだけで証拠金が大きく揺れる。感情的になる。判断が狂う。この悪循環を自分で作っていました。

③ 勝ったときの理由を理解していなかった

1万円を9万円に増やしたとき、正直「なぜ勝てたか」をちゃんとわかっていなかった。再現性のない勝ちを「自分の実力」だと思い込んでいた。だからSLを忘れて寝落ちした。慢心です。


それでも続けた理由

やめようと思いながら続けたのは、損した原因が少しずつ見えてきたからです。

「感情で動いていた」「SLの設定が浅すぎた」「ロットが大きすぎた」——これがわかれば、直せる。薬剤師として働きながら、少額で試しながら、少しずつ修正していきました。

安定して勝てるようになったのは、3年目に入ってからでした。


今、初心者に伝えるとしたら

FXで最初の1年に結果が出なくても、それは普通のことだと思います。

ただ、損し続けるのと「なぜ損しているかわかった上で続ける」のでは全然違います。自分がやめなかったのは、損の原因が見えていたからです。

原因がわからないまま続けるのは、ただのギャンブルです。そこだけは正直に言っておきます。

次の記事では、自分が3年かけて身につけた「負けにくくするための3つのルール」を書きます。テクニックよりも先に知っておくべきことです。

——トレーダーねむ(薬剤師3年 / FXトレーダー4年目)

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